技術の恩返し

私と皆の、分からないことが、分かるようになりますように。

バーコードの奥深き世界 DataMatrixコード

マトリクス型の2次元コード
シンボルサイズは、1辺10セル~144セルまで色々とある。
現在はECC200というバージョンが主に使用されている。1辺のセルの長さが偶数であれば、このバージョンであると考えてよい。

1辺が長い場合には、1辺26セルの単位で1かたまり(ブロック)として、複数配置する。
そのため、
 ・1辺26セル以下なら、1ブロック
 ・1辺28セル以上、52セル以下なら 4ブロック(2^2)
 ・1辺64セル以上、104セル以下なら 16ブロック(2^4)
となる


QRコード同様に、
 ・アライメントパターン
 ・誤り訂正符号
が存在する。

アライメントパターンは、L字の黒く塗りつぶしたセルが一番外側にあるものである。
※逆側のL字は白く塗りつぶしてある。これはクロックパターンと呼ばれる。
これによって、角度、位置検証を行う。

誤り訂正符号は、リードソロモン法で計算し、データ部に連結する。
なお、データはX軸、Y軸方向に平行には動かず、斜めに配置されているので注意。